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2007年03月09日(金) 00時06分

PS3版「セカンドライフ」 ネットに仮想空間、秋から朝日新聞

 ソニー・コンピュータエンタテインメントは8日、新型ゲーム機「プレイステーション(PS)3」の利用者が、ネット上の仮想空間で、他の利用者と交流できるサービスを今秋から始めると発表した。PS3の高い画像処理能力とオンライン機能をいかし、利用者増加につなげる狙い。

 サービス名は「ホーム」。PS3の専用ネットサービスを通じ、無料で参加できる。参加者は自ら顔や格好をデザインした分身を通じて、立体的なネット空間内で他の利用者と会話を交わすことができる。言語は日、英、仏、独など6カ国語に対応予定。分身用の服や家具の販売、広告ビジネスなども視野に入れているという。

 4月から対象者を限定して試験版を使ってもらい、正式開始の際の参考にする。ネット上の仮想空間サービスでは、米リンデンラボ社が運営する「セカンドライフ」が、すでに世界で約440万人の会員を集めている。

http://www.asahi.com/business/update/0309/002.html