米航空宇宙局(NASA)は7日、恋敵と思い込んだ女性を襲い、誘拐未遂罪などで起訴された女性宇宙飛行士リサ・ノワク被告(43)を解任したと発表した。ノワク被告は米海軍大佐で、海軍とNASAとの契約で宇宙飛行士任務についていた。今後の処遇は、海軍に任されるという。
フロリダ州の司法当局によると、ノワク被告は2月5日に同州オーランドの国際空港で、恋敵の女性を待ち伏せし、化学物質が入ったスプレーを浴びせ逮捕された。同6日に第1級殺人未遂罪、誘拐未遂罪などで起訴されたが、殺人未遂罪の起訴は取り下げられた。
NASAはノワク被告の起訴を受け、停職30日間としていた。その期間が今月8日に終わるのを控え、解任に踏み切った。