尼崎市や神戸市では昨年夏以降、高校か中学の卒業者を対象にした職員採用選考で、学歴を低く偽って採用されていた現業職員らが相次いで見つかった。「本来なら合格していたはずの受験者が落とされた」「採用試験自体の公正性が疑われる」などの理由で、これまで尼崎市が2人、神戸市が36人を諭旨免職処分にしている。
大阪市にも昨年11月ごろから、「神戸市などと同様の事例がある」との通報が数件あり、調査に踏み切ることにした。学校側に確認することはせず、自主的に申告させる。市人事部は「今後は募集要項に『学歴詐称は懲戒免職』と明記したい」と話している。
http://www.asahi.com/national/update/0309/OSK200703090103.html