日本の大学院は国際競争力がないうえ、社会人や留学生らが入学しにくく閉鎖的だとの問題意識をもとに、国内外に開かれた大学院入試のあり方、博士課程の学生に対する資金援助の充実など抜本的な改革案づくりに取り組む。
一方、7日の第2分科会で、分科会の議事を非公開とする方針が示されたことに対し、委員の間からは「(非公開は)おかしいんじゃないか。公開で国民を巻き込んだ議論にすべきだ」(渡辺美樹・ワタミ社長)、「非公開の決定は、意思決定や手続きの問題点を感じざるを得ない」(白石真澄・東洋大教授)など反対する意見が出た。