【ロサンゼルス=古沢由紀子】米娯楽大手ウォルト・ディズニーは8日、黒人の少女が主人公の新作アニメ「ザ・フロッグ・プリンセス」を製作すると発表した。
ジャズ発祥の地として知られる南部ニューオーリンズが舞台で、同社の作品に黒人プリンセスが登場するのは初めてという。2009年に公開される。
同社伝統の手書きアニメの作品で、「リトル・マーメイド」「アラジン」などを手がけたジョン・マスカー、ロン・クレメンツの両氏が共同監督する。
ニューオーリンズ出身の作曲家、ランディ・ニューマン氏が音楽を担当し、ジャズがふんだんに盛り込まれる予定。ハリケーン被災の復興途上にあるニューオーリンズでは、明るい話題になりそうだ。
ディズニーのアニメには「白雪姫」「シンデレラ」など多くのプリンセスが登場しており、先住民の少女が主役の作品「ポカホンタス」もある。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070309i413.htm