インド最高裁で7日行われた飼料納入に絡む汚職事件の審理で、判事2人が汚職まん延の状況に怒るあまり、法が許せば見せしめの公開絞首刑を行いたいと言い放った。PTI通信が報じた。
PTIによると、この発言は、多額汚職事件で禁固5年の判決を受けた元ビハール州職員の保釈請求に対する審理で飛び出した。州政府の会計担当者だった被告に対し、判事は「会計を検査する立場にあったのに何をしたのか」と怒りをあらわにして請求を却下。
判事は「(インドには)どこにでも汚職がある。みんなが国から略奪したいのだ。何人かを公開で絞首刑にすれば他の人々への抑止力となる」と繰り返した。(共同)
ZAKZAK 2007/03/09