香川県警丸亀署は8日、架空の事業を申請し香川県多度津町から補助金をだまし取ったとして、詐欺の疑いで白方漁協組合長の男(53)=恐喝未遂罪で起訴=を再逮捕、長男で同組合参事の男(32)を逮捕した。
調べでは、2人は2005年7月25日、多度津町に、実体のないフグ養殖事業計画書や補助金の申請書類を提出。同年8月3日、町からの補助金400万円を漁協の口座に振り込ませ、だまし取った疑い。
組合長は今年2月7日、町発注の公共工事に絡む恐喝未遂容疑で逮捕された。丸亀署はだまし取った金の使途を調べている。
ZAKZAK 2007/03/08