中国政府は8日、米国内の人権問題を批判した報告「2006年米国の人権記録」を発表した。米国務省が各国の人権状況に関する年次報告書で中国の人権問題を指摘したことへの対抗措置で、同記録の発表は2000年以来、今年で8回目。
記録は、米年次報告書の対中批判を「意図的な歪曲(わいきょく)」と非難。逆に「米国はイラク戦争で65万人のイラク人を死に至らしめた」「米政府はテロ対策を名目に国民監視を広範囲で実施している」などと米側の問題点を多数列挙した。
ZAKZAK 2007/03/08
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