昨年1年間に全国の警察が認知したストーカー事案は、前年比2.3%増の1万2501件だったことが8日、警察庁のまとめで分かった。ストーカーによる殺人・殺人未遂事件は6件あり、このうち5件は警察に事前に相談があったという。
ストーカー規制法に基づく警告は21.4%増の1375件、被害防止策の助言や防犯ブザーの貸し出しなど警察による「援助」は4.0%増の1631件で、いずれも2000年11月の同法施行以降、最多。行為別では「つきまとい、待ち伏せ」が54.1%、「面会・交際の要求」が52.8%、「無言電話、連続電話」が30.8%(いずれも複数回答)だった。
ZAKZAK 2007/03/08