中国政府は、06年からの5年間で国内総生産1単位当たりエネルギー消費量を2割、二酸化硫黄など汚染物質の排出量を1割減らす計画で、毎年それぞれ4%、2%ずつ減らす目標を掲げたが、初年度からつまずいた。
馬主任は「対策が効果を表すのは数年後の場合もあり、5年間の目標を分解して達成するのは難しい」と釈明した。一方、5年間の計画自体は「決心も目標も変えない」と強調した。
これに対しては「毎年の目標が未達成なら、そのたびに誰かの責任が問われる。06年の結果を見て難しさを悟ったのではないか」(中国紙記者)と冷ややかな見方も出ている。