ウルソは、漢方薬「熊胆(ゆうたん)」の有効成分「ウルソデオキシコール酸」が起源で、旧東京田辺製薬(現三菱ウェルファーマ)が改良開発した。57年の発売以来、肝臓や胆のうなどの消化器疾患に対して世界約30カ国で使われている。
C型肝炎の患者・感染者は全国に約200万人いるとみられ、肝硬変や肝がんへのリスクが高い。ウルソに、C型慢性肝炎から肝硬変や肝がんへの移行を抑制する働きがあることが分かり、専門医からも効能追加の期待が大きかった。
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