在韓米軍のベル司令官は7日、米下院軍事委員会に提出した書面証言で、北朝鮮で内乱が発生した場合、金正日体制崩壊の引き金となる可能性があり、「壊滅的な結果をもたらすことになるのは確実」と警告した。
司令官は、内乱など北朝鮮の国内危機は「私の見方では起きそうにない」としたものの、起きた場合には「血みどろの国内紛争、人道危機、難民の大量発生、さらには核物質の管理が行き届かなくなるという壊滅的な結果」を招くと指摘。
「外交的手段で現状が打破されなければ、北朝鮮は北東アジアの安定にとって今後も脅威であり続けることになる」との認識を示した。(共同)
ZAKZAK 2007/03/08