田中氏は、浅野氏が出馬の意向を固めた後も、党推薦の独自候補擁立を目指していた。浅野氏との会談後、田中氏は「振り返ってグズグズ言っても始まらない。都政を変えるために、どう力を結集していくか。前向きに考えたい」と述べた。浅野氏の印象については「政策も意識も共有できる」と強調した。
一方、浅野氏は会談後、記者団に「(民主を)翻弄(ほんろう)したみたいになってごめんなさいとも言いたかったが、機会がなかった」と話し、民主の打診を断りながら出馬表明したことを気遣う様子も見せた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070307/lcl_____tko_____001.shtml