国交省が全国のカラオケ店の建物について、建築基準法違反の有無を報告するよう各自治体に求めていた。消防法違反の有無を調べた総務省消防庁の調査とは、調査項目が異なる。
国交省によると、施設・設備の違反の主な内訳は、火災発生時に点灯する非常灯の未設置=1734▽排煙設備の未設置=1413▽室内に燃えにくいエリアを設けなかった「防火区画」違反=493▽難燃性の壁紙などを用いなかった「内装制限」違反=286。
全体の38%が建築確認を受けていない無届け状態で、このうち59%は施設・設備でも違反があった。
http://www.asahi.com/national/update/0307/TKY200703060382.html