北原どんぐり憩いの森は道路を挟んで南側が約千三百平方メートル、北側が約千七百平方メートル。初めての試みとして、名称は児童から公募。南側はクリ林で柿や梅、カリンもあり、児童が収穫を楽しめる。北側は草地で、これから児童が雑木林をつくっていく。このように創造する形の森は、憩いの森で初めて。
既に区がシラカシやコナラなどを植えたが、六年生もキンカンやナツミカンの苗木三本を植樹。今後は、児童たちが拾ってきたどんぐりから木を育て、シイタケ栽培にも挑戦する。所有者の同所、小林好さん(76)は「子どもたちの手で武蔵野の雑木林を復元してほしい」と期待。児童たちは「鬼ごっこをしたい」「ひなたぼっこをしたい」と身近な森で過ごす時間を楽しみにしていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070306/lcl_____tko_____002.shtml