家電リサイクル法見直しのための、中央環境審議会と産業構造審議会の合同会合で示された。
テレビの普及台数は現在約1億台で、このうちアナログは8580万台。予測では、07〜11年に合計5037万台が地デジ対応テレビに買い替えられ、その分がリサイクルなどに出される。
さらに、11年時点のアナログテレビ3543万台のうち、チューナーを接続するなどで使い続ける分を除く最大1428万台が、いずれごみとなる可能性があるとみる。買い替え分と合わせ、最大で6465万台がごみとなる。
家電リサイクル法では、メーカーが廃テレビを再生利用する義務を負う。再生利用設備では、ブラウン管のガラスや銅線などを取り外して再利用し、残ったごみは埋め立て処理に回す。