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2007年03月04日(日) 00時00分

安全で安心な食品 確保の仕組み学ぶ 東京新聞

 安全で安心な食品を確保する仕組みを学ぶ公開講座が四月から松戸市松戸の千葉大園芸学部で開かれる。牛海綿状脳症(BSE)問題などで消費者の食品への関心が高まっている中、食の安全性の認証・検証を担う人材育成が急務となっている。また、同学部では、認証を受ける企業・団体や消費者にとっても役立つとしている。

 講座は四月からの食品安全ビジネス論1(農産食品編)と十月からの同2(加工食品編)の二部構成で、各部とも十五回。同学部の教授をはじめ、食の専門家らが「食の安全の実態」「食の安全と農薬」「食品添加物とアレルギー」などについて講義する。

 講座は毎週金曜日の午後四時二十分から一時間半。募集人員は各部とも五十人。募集は1部が四月十二日まで、2部が十月五日まで(定員次第締め切り)。受講料は各部十五回で九千二百円。いずれか片方の部だけの受講も可能。十五回のうち十回以上出席した人には修了証が発行される。

 申し込み、問い合わせは同大学園芸学部学務係=(電)047(308)8712=へ。 (増村光俊)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/cba/20070304/lcl_____cba_____002.shtml