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2007年03月04日(日) 00時00分

文京区長選に鹿倉区議擁立へ 市民団体 東京新聞

 文京区民でつくる「区民が主人公の文京区を創る会」(代表・鈴木利廣明治大法科大学院教授)は三日、統一地方選で行われる文京区長選に、同区議の鹿倉泰祐氏(49)を擁立すると発表した。鹿倉氏は社民党区議だったが、二日に離党。政党の推薦は受けず、「無党派・市民選挙」で戦うとしている。

 記者会見で鹿倉氏は▽文化や文化財を区民共有の財産として大切にする▽区民参画条例の制定や、情報公開推進で区政の透明度を高める−などを公約にあげ「区民に背を向けてきた区政を立て直したい」と決意を語り、学校統合見直しや元町公園への体育館移設計画の撤回などを行うとした。

 鹿倉氏は埼玉県出身。出版社を経て一九八七年に区議初当選、五期目。清掃・リサイクル特別委委員長を務めている。

 同区長選では、現職の煙山力区長が三選不出馬を表明。成沢広修議長が出馬を表明している。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070304/lcl_____tko_____001.shtml