年100万台が通行する有料山岳観光道路・箱根ターンパイクの名称が1日、「TOYO TIRESターンパイク」(トーヨータイヤターンパイク)に変更され、小田原市早川の料金所で記念式典があった=写真。
タイヤメーカーの東洋ゴム工業(本社・大阪市)が、道路を保有、管理する箱根ターンパイク会社(本社・小田原市早川2丁目)から命名権を取得した。期間は12年2月末まで。売却価格は公表されていない。
式典では両社の社長や来賓が「タイヤは道路に最も接地していて、お互い安全の姿勢は同じ」などとあいさつした。
ターンパイクは箱根小田原本線(小田原市早川〜箱根町大観山)と箱根伊豆連絡線(湯河原町宮上〜箱根町御馬冷場)の計15・8キロメートル。65年7月に東急電鉄が開発し、04年に箱根ターンパイク会社に譲渡された。
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