携帯電話がつながらない「不感地帯」だった集落は八尾や山田など市南部の山間地。通信事業者が独自に整備する予定がなかった十五地区で、市が二〇〇七年度に五億千四百五十万円をかけて、各基地局からNTT交換局まで光ケーブル通信回線を敷設することを提案、解消を実現した。十五地区ではNTTドコモのFOMAが使用可能になる。合併新市の一体感醸成や、安全で安心なまちづくりなどを目指した事業だった。
全地区での整備は今年九月ごろまでの見通しだったが、暖冬で工事が早く進んだことなどから、半年ほど早く事業が完了したという。 (北山真由子)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tym/20070302/lcl_____tym_____004.shtml