レノボなどによると、回収するのは05年11月から07年2月にかけて全世界で販売したノートパソコン「ThinkPad」3シリーズの一部に搭載した電池パック。米国内で販売したものが約10万台で、残りは日本を含む米国外で販売した。日本では法人向けの特注品が中心で、対象は2000台以下という。
該当機種は電池を大容量化するためパソコンから電池パックが突き出す形状になっており、その部分に強い衝撃が加わると過熱や発火の恐れがある。電池パックはレノボ側の基準に基づく強度テストを通過しており、製造上の問題ではなく設計段階で強度の想定が不十分だったとみられる。
パソコンの損傷や、火花が散って目を痛めたという被害報告が米国内で4件あった。両社はすでに電池パックを強化するなど改良を終え、三洋は「リコール対象以外の機種では問題は発生しない」としている。レノボは昨年9月にも、ソニー製電池52万6000個のリコールを発表していた。