同大によると、ハードディスクには氏名、住所、電話番号、勤務先が記された同窓会名簿のほか、97〜06年度の成績情報、この教員が所属した研究室の名簿、学生提出のリポートなどの情報が入っていたという。
教員は2月24日午後11時ごろ、懇親会で飲酒後に帰宅中の電車内で居眠りし、ひざの上に置いていたハードディスクの入ったかばんが盗まれたことに気づいた。翌日、警察に被害届を出し、26日に大学に報告したが、かばん、ハードディスクはまだ見つかっていない。
同大は個人情報管理に関連して、学内のパソコンへのファイル共有ソフトのインストール禁止などをしていたが、教員の学外持ち出しについては規定していなかった。今後、管理態勢の強化を図るという。
http://www.asahi.com/national/update/0301/TKY200703010244.html