捜査4課と千種署などの調べでは、川上被告らは三重県尾鷲市の男(40)らの名義で不正につくらせた郵便局や銀行の計3口座に、自分が運営するヤミ金融の返済金など約90万円を不正に隠匿した疑い。
川上被告は04年から、携帯電話で契約を結ぶ「090金融」を運営し、法定の約16倍にあたる高利で金を貸し付けていた。少なくとも、貸付額は数千万円、利益は数百万円に上るとみられる。
この事件では、川上被告と組員ら計8人が出資法違反などの疑いで、尾鷲市の男ら4人が不正に口座を開設した詐欺の疑いで、それぞれ逮捕されている。
http://www.asahi.com/national/update/0301/NGY200703010002.html