英BBCテレビによると、同国のチャールズ皇太子は27日、訪問先のアラブ首長国連邦(UAE)の糖尿病関係施設で、米ファストフードのマクドナルドの食品が健康に悪いと批判したともとれる発言をし、マクドナルド側が反論する騒ぎとなった。
皇太子はUAEの首都アブダビの施設で、同国の健康増進運動について説明を受けた後、栄養士に対し「マクドナルド(の食品)を禁止しようとしたことはありますか。そこが鍵です」と発言。
マクドナルドの広報担当者は英PA通信に対し「現在のメニュー内容を考慮していない発言」と反論し、失望感を示した。
皇太子は有機農場を所有するなど、有機食品にこだわりを持つことで知られる。皇太子公邸は「子どもの食事が偏らないように、多様な食品を提供する必要性を強調する意図だった」との声明を出した。(共同)
ZAKZAK 2007/02/28