経産省によると、リコール対象となっていたのは扇風機型のハロゲンヒーター「SD—80G」。
強弱切り替えのダイオードが発熱し、発火でやけどを負うなどの事故が03年はじめに3件起きたことから、同年2月末にリコールをしていた。
だが、その後も04年1月に名古屋市内の独居女性(73)が発火による火災で死亡。05年1月には静岡県内の50代男性が、同年3月にも同県内の30代男性がそれぞれストーブの発火でやけどを負うなど、今年2月までに20件の発煙・発火事故(うち火災が11件)が続いていたという。
回収対象のストーブは全国で8万317台。今年1月末での回収率は37.4%にとどまっている。問い合わせは大宇電子ジャパン(0120・88・2076)。
http://www.asahi.com/national/update/0228/TKY200702280327.html