日本経済新聞社の元広告局社員によるインサイダー取引事件を巡り、同社の株主ら3人が28日、同社幹部が事件を防止する措置を怠ったため会社のイメージが傷付けられたなどとして、鶴田卓彦前社長や杉田亮毅社長ら9人を相手取り、同社に10億円を賠償するよう求める株主代表訴訟を東京地裁に起こした。
原告は作家の高杉良さん(68)ら3人の株主だが、高杉さんら2人については、同社との間で株主の資格があるかどうかを巡り訴訟が起こされている。
日本経済新聞社の話「現・元取締役に法的責任はないとの司法判断が下されると確信している」