電気機器販売「大宇電子ジャパン」(東京都台東区)が自主回収を進めている扇風機型の韓国製ハロゲンヒーターで2003年2月以降、火災など計20件の事故が起きていたことが28日、経済産業省の調べでわかった。
このうち、04年1月に名古屋市のアパートで起きた火災では女性(73)が死亡している。
この製品は支柱の裏に「SD—80G」の型番が入ったもの。同社が韓国から輸入し、量販店などを通じて02年〜03年に約8万台販売したが、使用中に発煙する事故が起きたため、03年2月に自主回収を開始した。約5万台が未回収で、経産省は同社に回収を急ぐように指示した。
問い合わせは同社フリーダイヤル(0120・88・2076)まで。