同通信によると、WFPがチャーターした食料援助船は、東北部のプントランドなどに約1800トンの食料を運び、ケニアのモンバサ港に戻る途中に襲われた。WFPは、昨年から深刻な干ばつで食料危機に陥っているソマリアへの支援活動を続けていた。
無政府状態が続くソマリアの沿岸では、武装した海賊による襲撃事件が頻発。国連の援助物資船も標的にされていた。しかし、陸上の輸送ルートは危険度が高く、海上輸送に頼らざるを得ない状態になっている。
http://www.asahi.com/international/update/0226/004.html