[フォート・ローダーデール(米フロリダ州) 23日 ロイター] 今月8日に当地のホテルで急逝した米プレイボーイ誌の元プレイメート、アンナ・ニコール・スミスさんの娘の親権をめぐる訴訟で、地元の裁判官が自分にこの件について裁判する権限があるか疑問だと発言した。
フロリダ州ブロワード郡の裁判所のローレンス・コルダ判事は23日、スミスさんの生後5カ月の娘ダニエリンちゃんの親権をめぐる裁判は、女児が生まれたバハマで行われるべきとの見解を示した。
この日の法廷審問では、ダニエリンちゃんのの父親だと主張するスミスさんの元交際相手、ラリー・バークヘッドさんの弁護士がDNA検査の実施を訴えたが、コルダ判事はそれについては裁定を下さず、「私に裁判権があるかどうかという点で大きな疑問を感じている。私に裁判権があると思えない」などと発言した。
同判事は、以前「(女児が生まれ育った)バハマには裁判権がある」と述べていた。