東京駅前のビル地下で火災　客ら避難、一時騒然（朝日新聞）

2007年02月25日(日) 14時56分

　２５日午後０時２０分ごろ、東京都中央区八重洲１丁目のビルの地下の中華料理店から出火、同店の一部が焼けた。消防車２２台が出動し、約２時間後にほぼ鎮火した。けが人はなかった。

ビル地下の中華料理店から出火、消火活動する消防車＝２５日午後１時すぎ、東京・八重洲で、本社ヘリから

　東京消防庁や警視庁中央署の調べでは、ビルは地下２階、地上５階建てで、火元は地下１階の調理場付近とみられる。同店の約１０平方メートルが焼けた。出火当時、店には従業員５人や客３人がいたが、避難した。

　現場は東京駅の八重洲中央口のすぐ近くのオフィス街の一角。現場のビルから充満した煙が広がり、消防が「吸わないように」と呼びかけた。消防車や消火活動を見守る人らで一時騒然となった。