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2007年02月25日(日) 08時48分

テロ想定、新幹線車両で訓練 大阪市消防局・自衛隊など朝日新聞

 新幹線の車両内で特殊災害(化学テロ)が発生したとの想定で、大阪市消防局や陸上自衛隊、府警などが25日未明、大阪の玄関口であるJR新大阪駅(同市淀川区)で訓練を行った。6機関の300人以上が参加し、避難誘導や救助活動に取り組んだ。同消防局によると、新幹線と駅舎を使った特殊災害訓練は全国で初めてだという。

化学テロを想定した訓練をする消防署員ら=25日午前1時39分、大阪市淀川区のJR新大阪駅で

 訓練は「東京発博多行きの東海道新幹線(のぞみ16両編成)が京都駅を出発後、6、7両目に目の痛みや吐き気を訴える乗客が多数発生し、新大阪駅に到着する」という内容の119番通報があった、という想定。訓練では各機関の連携などを確認し合った。

http://www.asahi.com/national/update/0225/TKY200702250072.html