福岡県田川市が、市県民税や国民健康保険税の申告日時を知らせるはがきを、対象外のゼロ歳児332人に誤って郵送していたことが24日わかった。郵送翌日にはがきを受け取った人から問い合わせがあり、ミスに気付いた。
同市が今年導入したコンピューターの抽出プログラムにミスがあり、ゼロ歳児も対象にした。これを確認せずに15日にはがきを郵送したという。同市は20日、謝罪文を送った。
源泉徴収された場合などを除き、収入のある18歳以上の人は新年度の税額を確定するため、前年の収入を申告しなければならない。同市は16日から3月14日まで市役所で申告を受け付けるため、対象者1万205人をコンピューターで抽出した。