春を呼ぶ、広大な敷地を燃やし尽くす山焼き=24日、山口県秋芳町で、本社ヘリから
午前9時半、約1500ヘクタールの草原に、合図の花火が打ち上がり、サイレンが響いた。散らばった住民ら約1000人が一斉に枯れ草に火をつける。炎は一気に燃え広がり、訪れた約1万3000人が壮大な光景に見入った。
山焼きは約650年前、牛や馬のエサとなる新芽を多く出すために始まったとされる。現在は景観保護を目的に続けており、4月下旬ごろにはワラビやスミレの新芽が見られるという。
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