日航と国土交通省によると、今月17日、岩手・花巻発関西行き2620便の貨物室で火災警報機が作動し、関西空港に緊急着陸した。調べたところ、貨物室を通る管が溶接部分で破断し、セ氏200度前後の圧縮空気が漏れ、警報が誤作動した可能性が高いことが判明した。
同型のMDシリーズ約40機を緊急に点検した結果、MD90型7機とMD81型1機の計8機の管の同じ部分で亀裂が見つかり、交換した。この部品は4年〜6年に1度点検することになっており、各機とも前回点検では亀裂は確認されなかったという。
http://www.asahi.com/national/update/0224/TKY200702240275.html