22日のインドネシア各紙によると、ジャワ島東部スラバヤの空港で21日、ジャカルタ発の民間航空会社アダム・エアのボーイング737−300型が着陸に失敗、機体が中央部で折れた。乗客乗員155人は緊急脱出口から出て無事だった。
アダム・エアは1月、スラバヤからスラウェシ島マナドへ向かったボーイング737−400型(乗客乗員102人)が海に墜落したばかり。運輸省は同社の737−300型を当面飛行禁止とする措置を取った。
同社は格安運賃を売り物に2003年末に運航を始めたが、機体などのトラブルが多い。着陸失敗について「豪雨と強風の中で最善を尽くした」と弁明しているが、安全管理体制に批判が強まっている。(共同)
ZAKZAK 2007/02/23