「団塊ネット」の推薦を受け、記者会見で抱負を語る岡本正則さん(左)=23日午後、東京都千代田区の学士会館で
19都道府県にまたがる道県議選8、市議選27、区議選3、町議選1、町長選1人の候補者のほか、2月11日に当選した宮城県富谷町長も推薦していた。候補者は統一選などに向け、団塊ネットののぼりを持ち、選挙運動について助言を受ける。
同ネット共同代表の前田和男さん(59)は「普通の感覚を持った団塊世代が一人でも入れば、地方議会はよい方向に変えられる」と話した。
同ネットは、民主党の菅直人代表代行(60)が主宰する「団塊党」と「プロジェクト猪(いのしし)」、「団塊政策研究ネットワーク」の3市民団体が中心となり、昨年11月に結成。政党にはこだわらず、原則として(1)50年以前生まれ(2)定年のある職場で働いた経験がある(3)世襲ではない(4)新人であること、などを推薦基準としている。