神戸地検は23日、業務上過失傷害と道交法違反(酒気帯び運転など)の罪で兵庫県警尼崎南署の前警務課長で警部の男(58)を起訴した。兵庫県警は同日、警部を懲戒免職処分とし、尼崎南署長を本部長注意とした。
起訴状によると、警部は4日午後5時ごろ、兵庫県高砂市の国道2号姫路バイパス出口付近で、酒気帯び状態で乗用車を運転。渋滞で停車していた女性会社員(25)の軽乗用車に追突、腰に2週間のけがを負わせ、逃走した。5日に逮捕された。
警部は逮捕直後「事故の後で缶ビール1本を飲んだ」と供述していたが、その後「佐用町の実家で4日正午から2時間、缶入り発泡酒数本と缶酎ハイ1本を飲んだ。飲酒運転が発覚するのが怖くて逃げた」と供述したという。
ZAKZAK 2007/02/23