側溝のふたや半鐘など金属類が狙われる事件が相次ぐなか、愛知県津島市莪原町の工事車両搬送会社「峰商店」(名古屋市中村区)資材置き場にあった鉄板約100枚(被害額約1900万円)がなくなっていたことが22日、分かった。鉄板は1枚重さ約1.8トン。県警津島署は、クレーン車などを使った組織的な犯行とみて調べている。
調べでは、鉄板は事務所近くに約110枚を山積にした状態で置いてあった。19日午前8時から20日午後8時までの間に盗まれたとみられる。社員が20日に被害に気付き、21日に同署に届けたという。
鉄板は縦約6メートル、横約1.5メートル、厚さは約3.5センチで、現場には約10枚が残されていた。同社のクレーン車が使われた形跡があり、無施錠だった事務所の机の引き出しにあった鍵が使われたとみられる。
ZAKZAK 2007/02/22