青果や肉、魚、生花など五つの出店を開き、商店街振興組合の会員店が安価で提供したタマネギやレタス、コロッケ、貝などを並べた。児童たちは「いらっしゃい」と元気に呼び込みをし、客の注文に商品を袋に入れたり、おつりを計算したり、ねじり鉢巻きでにわか商店主になりきった。遠藤航太君は「商品が切れてお客を待たせないよう気を使う。商品が売れるとうれしい」と話した。
食品を自分で売れば食べ物や栄養に興味がわくと、二年前に食育の観点から始まり、商売を体験し、地域の商店街に愛着をもつ意味も加わった。振興組合の小島啓子理事長は「将来の商店街の担い手にもなってほしい」と期待を込めた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20070222/lcl_____tko_____001.shtml