調べでは、古屋容疑者は昨年十二月二十七日から今年一月十日にかけて、同市中区のマンガ喫茶のパソコンで、元上司の実名を挙げて「ぶっ殺すぞ」「自宅に放火してやる」「部下に謝罪しろ」と記したメールを三回にわたり、市のホームページに送信し、脅迫した疑い。
古屋容疑者は二〇〇三年四月に採用後、災害情報システムなどの運用を担当。調べに対し、「以前に元上司が『部下がだらしないからダメなんだ』と怒鳴り声をあげ、職場の雰囲気が悪くなったので、いつか仕返ししてやろうと思った」と供述しているという。
古屋容疑者は仕事帰りにマンガ喫茶に立ち寄り、市のホームページにある市民が市政に直接提案するために自由に書き込みができるコーナーを悪用していた。同署は今月十四日までに計七回の書き込みをしたとみて余罪を調べている。同市の橘川和夫安全管理局長は「事実を確認のうえ、厳正に対処したい」とのコメントを発表した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20070222/lcl_____kgw_____002.shtml