佐賀県警が免許取得できない欠格期間を誤って伝えたため、教習所の卒業資格が無効になったとして、宮崎市の男性(22)に教習費用約30万7000円を賠償していたことが21日、分かった。
佐賀県警運転免許課によると、男性は昨年まで同県在住。無免許運転で数回摘発されていたが昨年3月、免許取得のため同課に欠格期間を問い合わせた。この際に期間の算定方法が変更になっていることを忘れ、実際は2010年まで取得できないはずが、10月には取得できると回答した。
男性は7月に教習所を卒業して免許を取得しようとしたが、欠格を指摘された。
同課の光武博文次席は「本人にご迷惑をかけた。再発防止に向け、チェックを厳しくするよう努める」と述べた。
ZAKZAK 2007/02/22