ＪＲ九州は２０日、利用者からのアンケートなどを基にした九州の駅弁ランキングを発表した。今回が３回目で、新八代駅（熊本県八代市）などで販売するアユの姿煮を載せた「鮎屋三代」が３連覇を果たした。
５０種類の駅弁を対象に、昨年１０月から今年１月にかけて、弁当に付いているはがきやインターネットなどで消費者約４２００人が投票。１５種に絞り、料理評論家などを招いた品評会で順位付けした。
２位は嘉例川駅（鹿児島県霧島市）などの「百年の旅物語『かれい川』」。３位は出水駅（鹿児島県出水市）で販売する「えびめし」で、上位５位までのうち４つを鹿児島県勢が占めた。
ＪＲ九州の石原進社長は「駅弁は旅の楽しみのひとつ。ランキングは駅弁をつくる業者にもいい刺激になっており、年々いい商品が出てきている。今後も続けていきたい」と話している。
ZAKZAK 2007/02/21