4校とも部員による不祥事で高知は部内暴力、鹿児島商は卒業試験での不正行為、残る2校は窃盗。すべてチームへの厳重注意処分となった。補欠校の駒大岩見沢(北海道)、海星(三重)でも部員の窃盗などがあったが、選抜での扱いはそのままとした。
また、週刊誌に前校長の不祥事が掲載された中京(岐阜)、非常勤講師の飲酒運転死亡事故があった大阪桐蔭は、大会臨時運営委員会で出場に支障がないと確認された。
この日の審議委で06年度の審議件数は1026件となり、統計を取り始めた96年以降、初めて1000件を超えた。日本学生野球協会審査室(3月8日開催予定)への上申案は以下の通り。
【有期の対外試合禁止】神奈川・日大(部員の暴力など)▽大分東明(同)▽富山・高岡第一(部員の窃盗など)▽千葉学芸(部員の喫煙)
【有期の謹慎】大工大の部長(報告遅れ)▽長野・阿南の部長、監督(プロアマ規定違反)▽宮城・大崎中央の監督、コーチ(部内暴力など)▽茨城・鉾田一の監督(部内暴力)▽神奈川・藤沢翔陵の監督(同)