会見で死刑廃止を訴える亀井静香氏(中央)=20日午後、東京・霞が関で
議連は「死刑判決増加は死刑でなければ納得できない世論が形成されたため」と指摘。「死刑存続の理由に凶悪事件の多発を挙げるのはミスリード」と政府を批判した。保坂展人事務局長は「執行が多くないのは、ギリギリのところで判断を踏みとどまっているということだろう」と話した。
一方、長勢法相は閣議後の会見で、「重罰化の傾向があるのか。裁判が割と早くなっていることが関係しているかもしれない」「未執行の者が増えることにいかがなものかという意見も聞かなくもない」と述べた。
http://www.asahi.com/national/update/0221/TKY200702200535.html