19日午前9時ごろ、川崎市宮前区有馬1丁目のマンションのゴミ捨て場で、ゴミ回収作業中の男性が、かごに入れられたままの小型犬2匹を見つけ、宮前署に届けた。飼い主が捨てたとみられ、署は、動物愛護法違反の疑いもあるとみて調べている。
署や市動物愛護センター(川崎市高津区)の調べでは、犬はいずれも雌で2歳と8歳ぐらいのシーズー犬。コンクリートと金網で囲われたゴミ捨て場に、1匹ずつ、かごに入れられ置かれていた。
署の捜査員は「犬が、かごに入れられた状態で捨てられていたことは、いままで聞いたことがない」と話している。
動物愛護法では、犬や猫などの動物を遺棄した場合、最高で50万円の罰金が科せられる。現在、発見された犬2匹は、動物愛護センターで保護されている。
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