79年に北総線が開業して以来走り続けてきた「7000形」が3月14日で引退することになり、同線を運行する北総鉄道(本社・鎌ケ谷市)は同25日に「特別さよなら運転会」を開く。イベント向けに先頭車両にヘッドマークを付けて印西牧の原〜矢切駅間を往復するほか、印旛車両基地で写真撮影会を催す。
7000形は、前面が「Σ」の形をしており、鉄道ファンからは「ゲンコツ電車」などと呼ばれてきた。79年当時としてはデザインが斬新で、80年には鉄道友の会からデザイン、製造企画などが卓越した車両に贈られるローレル賞に選ばれた。
ただ老朽化が進み、現在1編成が残るだけだ。
特別さよなら運転会の申し込みは、3月9日までに往復はがきで。350人を募集。参加費は大人1520円(子供760円)。問い合わせは、同社企画室(電話047・445・1902)へ。
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