上海で開かれた神戸コレクション
同コレクションは、神戸発のアパレルメーカーなどが参加して02年にスタート。華やかで可愛いお嬢様スタイルを中心に紹介してきた。04年から首都圏でも開催。今回は経済発展著しい中国市場の開拓を目指して、上海に進出した。
「上海の女性たちのファッション感度は高く、意識も急激に進化している。上海は、神戸と同じ港町として外国との窓口になってきた土壌もあり、新しいものを積極的に採り入れる先見性に期待した」と公演事務局は話す。
会場は新都心・浦東地区にある大型商業施設「正大広場」のホール。抽選で招待された、日本のファッション誌「レイ」「ウィズ」などの中国語版の読者ら2000人以上が詰めかけた。
上海では、日系ファッション誌がおしゃれのバイブル的存在で、長谷川潤、橋本麗香ら中国でも人気のモデルが登場するたびに歓声が上がった。日系誌を毎月購読しているという女性(22)は「ファッションのお手本にしたくて、高校時代の友人と来た。モデルもすごく可愛かったし、最新の流行が分かった」と話していた。