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2007年02月21日(水) 21時53分

追加利上げでも、円売られる ロンドン外為市場朝日新聞

 21日のロンドン外国為替市場では、日本銀行の追加利上げにもかかわらず円が売られる展開になっている。ドルやユーロに対する金利差は依然として大きいうえに、「秋ごろまで、次の利上げはなさそうだ」との見方が広がったためだ。午前10時現在(日本時間午後7時現在)は、前日午後4時時点より65銭円安ドル高の1ドル=120円70〜80銭、対ユーロでは同70銭円安ユーロ高の1ユーロ=158円60〜70銭で取引されている。

 追加利上げが発表された直後の東京市場などでは一時、円が買われた。だが、その後は、米欧との大きな金利差が当面は続くとの見通しが強まり、円売りが再び優勢となった。

 東京外国為替市場の21日午後5時時点の円ドル相場は、前日の午後5時時点より49銭円安ドル高の1ドル=120円43〜46銭だった。

http://www.asahi.com/business/update/0221/153.html