2007年02月21日(水) 11時51分
北海道・苫小牧市三男遺体放置事件 母親、市の児童家庭課に「もう面倒見きれない」(フジTV)
北海道・苫小牧市で、21歳の母親が、1歳7カ月の三男の遺体を知人宅の物置に放置した疑いで20日に逮捕された事件で、母親が2006年秋、苫小牧市の児童家庭課に「もう面倒見きれない」などと打ち明けていたことがわかった。
この事件は、苫小牧市の無職・山崎愛美(よしみ)容疑者(21)が、知人男性宅の物置に、1歳7カ月の三男の遺体を段ボール箱に詰めて放置した疑いで逮捕されたもの。
山崎容疑者は2006年12月ごろから、物置に三男の遺体を放置していたとみられ、遺体はミイラ化していた。
近所の人は、山崎容疑者について、「派手じゃないけど、やっぱり今風。顔は幼い、かわいい顔。帰ってきてる姿が見えないというか、どこ行ったんだろうねって。子どもさんをどこかに連れて行って、どこかで何かしてると思ってました」と語った。
山崎容疑者は2006年10月、苫小牧市の児童家庭課に「もう面倒を見きれない」などと、悩みを打ち明けていたことがわかった。
また2月、室蘭児童相談所に保護された4歳の長男も、やせ細った状態だったという。
警察では、2006年10月ごろから、三男を育児放棄し死なせた保護責任者遺棄致死の疑いもあるとみて、事情を聴いている。
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2007/02/21 11:51 取材: 北海道文化放送
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00105749.html