鹿児島漁船当て逃げ事件 海保、衝突したとみられる貨物船の船会社などを家宅捜索（フジTV）
2月9日、鹿児島県の種子島沖でマグロはえ縄漁船が当て逃げされた事件で、第10管区海上保安部は、衝突したとみられる貨物船の船会社の事務所などを家宅捜索した。家宅捜索を受けたのは、「フェリーたかちほ」を所有するマルエーフェリーと、船を運航していた新日本海事の事務所など5カ所。
この事件は2月9日、種子島沖で、マグロはえ縄漁船「幸吉丸(ゆきよしまる)」が当て逃げされ転覆したもので、10管本部では、事故当時現場付近を航行していた「フェリーたかちほ」が「幸吉丸」に衝突した可能性が高いとみて、業務上過失往来危険容疑で捜査している。
20日の家宅捜査で、10管本部は、航海日報など49点を押収した。
また、家宅捜査を受けたマルエーフェリーは20日夜、会見を開き、あらためて陳謝するとともに、今後、「同様の事故が起きないよう安全対策によりいっそう努めたい」と述べた。
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2007/02/21 01:15 取材: 鹿児島テレビ